通勤バッグとしての otnek&ebanat

通勤バッグとしての otnek&ebanat

「通勤バッグ」という言葉には、どこか実用一辺倒な響きがあります。 容量があって、丈夫で、雨に強くて、軽い。 もちろん、それらはとても大切な要素です。

けれど、私自身、長くバッグを作ってきて思うのは、通勤バッグは、その人の価値観やスタイルを最も投影するアイテムだということです。

毎朝、半ば無意識のまま手に取るもの。 一日の始まりから終わりまで、ずっと一緒に過ごすもの。 だからこそ、通勤バッグは「便利」である以前に、「使っていて最も生活に馴染む」ものであるはずです。

otnek & ebanat の各アイテムは、通勤用として企画をしたわけではありませんが、多くのお客様が通勤バッグとして選んでくださっています。

理由として多くいただくのは、
・軽いこと
・必要なものがきちんと収まること
・色々な服に合わせやすいこと
・主張しすぎないデザイン
・洗えること(※アイテムによります)

私たちの使用している、ウルトラスエードという素材は、革のような佇まいを持ちながら、同じ厚さ/サイズの本革(ヌメ革)と比較すると約1/3の重さです。
通勤電車で揺られる時間。疲れて帰宅する帰路。
軽いということは、毎日持つバッグだからこそ、積み重なる身体への負担を、少しでも和らげるのに貢献します。

また、「主張しすぎないデザイン」も、よく気に入って頂いています。 装いの主役になるのではなく、普段の装いにうまく溶け込む存在でありたい。
スーツの日も、カジュアルな日も。 きれいめな装いにも、少し力を抜いた服装にも。
ウルトラスエードという素材を使用しているotnek & ebanat のデザインは、上品さとカジュアルさのバランスを保つ、シーンを限定しないアイテムでありたいと思っています。

通勤は、仕事へ向かう時間であると同時に、一日のリズムを整えるための時間でもあります。

お気に入りのバッグを持つことで、少しだけ背筋が伸びたり、逆に肩の力が抜けたり。

otnek のバッグが目指しているのは、持ち主が「その人らしく、自然体でいられるバッグ」です。

特別な日のためではなく、何気ない日常で使うもの。日々を少しだけ心地よくする。
通勤バッグとしての otnekは、そんな日常のための選択肢でありたいと思います。
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