The Row、Polène、Stella McCartney、Longchamp——そしてotnek&ebanat。5つのバッグを、作り手の目線で。

バッグを選ぶとき、どこで妥協しているでしょうか。
質感は好きだけど重い。軽いけれど安っぽく見える。持ちたいデザインだけど、どこかで見たことがある。そういう選択肢の狭さを、私たちはずっと感じていました。
GOULTを作ったのは、その隙間を埋めるためです。Ultrasuede®の上質な質感と、軽さと、どこにもない独自のシルエット。働く日も、休む日も、連れていきたいと思えるバッグ。
今回は、GOULTと同じ「上質さと軽さ」の文脈で語れる4つのバッグを並べて紹介します。それぞれが異なる答えを持っています。
01 The Row Soft Margaux 15
静けさそのものを、形にしたバッグ。

The Rowというブランドは、引き算で語るべき存在です。ロゴがない。主張がない。でも、持った瞬間に何かが変わる。
Soft Margaux 15はスエード100%で仕立てられており、柔らかさと構造感が同居しています。バッグそのものが沈黙しているような、そういう佇まいがあります。サイズ感はGOULTとほぼ同等で、ビジネスシーンにも映えます。
¥772,000という価格は、素材とクラフトマンシップの純粋な積み重ねです。これだけの価格帯でここまでロゴを排除できるのは、自信の表れだと思います。
02 Polène Cyme
革の彫刻と呼ぶべき、フランスのバッグ。

Polèneは2017年創業のパリのブランドです。比較的新しいブランドですが、そのデザインの密度はすでに成熟しています。
Cymeの特徴は、形が変わることです。マグネットと革紐の操作次第で、バスケットスタイルとフローラルスタイルの2通りに変化する。この発想の自由さは、革製品の設計に対する深い理解がなければ生まれません。スペイン・ウブリケの職人によるイタリア産カーフレザーの仕上がりも、触れるたびに発見があります。
一方で重さは900g。素材と造形の充実感と引き換えのことですが、毎日持つには意識しておきたい数字です。
03 Stella McCartney Rider Weekender Bag
信念が、素材になっている。

Stella McCartneyは、動物性素材を一切使わないというブランドとしての信念を、デザインのクオリティで実現してきたブランドです。
Rider Weekenderは、馬からインスピレーションを得た彫刻的なシルエットに、リサイクル素材を使ったヴィーガンレザーを組み合わせています。「代替素材」と聞くと質感を心配する方もいますが、イタリアの職人による仕上げは、手に取ると驚くほど柔らかい。A4サイズも収納できる実用的な大容量も備えています。
素材の選択が倫理観に基づいていること、それをラグジュアリーブランドのクオリティで実現していること。作り手としてリスペクトしているブランドのひとつです。
04 Longchamp ル プリアージュ® L(番外編)
3億個以上売れた、定番の理由。

GOULTをお選びいただいたお客様の中に、それまでロンシャンのル プリアージュを使っていた方が多くいます。「形は違うけれど、軽くて人と被らないバッグを探していた」という声が、この番外編を加えた理由です。
ル プリアージュは1993年に誕生し、現在まで累計3億個以上が販売されているモンスター定番品です。折り紙にインスパイアされた折りたたみ構造、311gという圧倒的な軽さ、¥27,500という手に取りやすい価格。これだけの条件が揃えば、長年愛されるのは必然です。
グリーンラインはリサイクルポリアミドを使用しており、素材の誠実さも加わっています。フランス自社工場での製造というのも、ブランドとしての矜持を感じます。
GOULTとル プリアージュは、「軽さ」という点で共鳴しています。ただ、素材の質感、シルエットの独自性、そして「人と被らない」という感覚は、GOULTが追求したものです。ル プリアージュを愛用していた方に、ぜひ一度GOULTも手に取ってみてほしいと思っています。
05 otnek&ebanat GOULT ラージ
ふくら雀と、Ultrasuede®。私たちの答え。

GOULTのシルエットには、ルーツがあります。振袖の帯の結び方である「ふくら雀」からインスピレーションを受けたタックのデザインです。ふっくらとした丸みと、ゆるやかに広がる裾のライン。金具が見えないワントーン仕上げにすることで、一目でGOULTとわかりながら、目立ちすぎない独自のシルエットになっています。
素材はUltrasuede®——東レが開発したスエード調の人工皮革です。天然スエードに近い柔らかさと上質感を持ちながら、耐水性・耐久性に優れ、軽い。ビジネスシーンでも格を落とさない素材感を、軽量で実現しています。
マチを折りたたむと山型の三角形シルエットに変形する機能も、GOULTだけの特徴です。荷物が少ない日はコンパクトに、多い日はたっぷりと。一本のバッグで表情が変えられます。
The Rowの静けさ、Polèneの造形、Stella McCartneyの信念、Longchampの軽さ。それぞれから学びながら、日本の縫製技術とUltrasuede®でGOULTを作りました。

※写真右はXLサイズ
スタイリングのヒント
テーラードジャケットにも、デニムにも。GOULTはどちらにも自然に収まります。A4サイズが入るラージは、通勤バッグとしても活躍します。カラーオーダーも承っていますので、ぜひあなただけのGOULTを。
SPEC SUMMARY
|
GOULT L (otnek&ebanat) |
Soft Margaux 15 (The Row) |
Cyme (Polene) |
Rider Weekender (Stella McCartney) |
ル プリアージュ® G L (Longchamp) |
|
|---|---|---|---|---|---|
|
価格(税込) |
¥55,000 |
¥772,000 |
¥95,000 |
¥259,600 |
¥27,500 |
|
サイズ |
H29×W38.5 |
H28×W38 |
H38×W32 |
H17.5×W36 |
H30×W31 |
|
重さ |
600g |
約970g |
900g |
約685g |
311g |
|
素材 |
Ultrasuede® |
スエード 100% |
イタリア産 |
ヴィーガンレザー |
リサイクル |
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製造国 |
日本 |
イタリア |
スペイン |
イタリア |
フランス,他 |
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動物性素材 |
なし |
あり |
あり |
なし |
トリムのみ |
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折りたたみ |
○ |
× |
○(形変更可) |
× |
○(折りたたみ可) |
※スマートフォンで表が見切れてしまう方は、画面を横向きにすることで表全体を見ることができます。
※GOULT以外は各ブランド公式サイト等から情報をとっております。正しくない情報が含まれている可能性がございます。
おわりに
5つのバッグを並べてみて、あらためて感じることがあります。「軽さと上質さの両立」という問いへの答えは、素材でも、設計でも、信念でも、アプローチできるということ。
The Rowは静けさで。Polèneは造形で。Stella McCartneyは倫理観で。Longchampは機能と価格で。それぞれが、自分たちの言葉でその問いに答えています。
私たちはUltrasuede®と、ふくら雀のシルエットと、浅草の縫製技術で答えました。それがGOULTです。
気になった方は、ぜひGOULTの商品ページもご覧ください。
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